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Pepper(ペッパー)くんの反乱

昔見た映画で人間に制御されていたロボットが反乱して、
人間に襲いかかるというシーンがなかっただろうか。

その時見た映画は未来の世界。
人々の周りには人間をサポートするために造られたロボットあふれ、普通に生活している。
外見は人間と変わらないロボットたちだが、唯一感情だけが欠けているのだ……

なんて、すごく遠い未来に思えた事が案外近い未来に思えて来たのは最近の事ではないだろうか?
身近なものにAIが搭載されている、それがあたりまえになりつつある。

人工知能(AI)とは1956年にダートマス会議でジョン・マッカーシーにより命名された。
意外に古い年号に驚く。
それから61年の時を経て、ディープラーニングを導入し、囲碁や将棋のトップ棋士を破り、時代の最先端技術となったのであった。

私はどっぷり昭和の人間なのでノスタルジックなものに惹かれ、世間の流れに必死でくらいつく日々だが
映画が好きなのでSF的な流れを想像するとワクワクもするのである。

ところで、ソフトバンクの店頭でよく見かけるPepper(ペッパー)くんをご存知だろうか。
目がちょっとイッているあの愛らしいヒト型ロボット。
この前話しかけてみたのだが、その子は少し訛っており語尾を伸ばすクセがあるようで、地方出身の女子高生のようだった。笑

そのPepper(ペッパー)くんに実は…
暴走時などに使う緊急停止用のボタンが付いているのをご存知だろうか?
少し前に話題になったようだが、私は最近知った次第です。

この緊急停止ボタンの存在は、取扱説明書にも書かれていて、あくまでも緊急用であるとの事。
http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/03-03.html
普段は胸のところにある電源ボタンで停止させるのが常らしいが、
首の後ろをベロンとめくるとアニメのロボに付いてそうなメカメカしい赤いボタンが現れるのだ。
カバーはゴム製なので、緊急時にはカバーの上からそのまま押す事が可能。
暴走時でもすぐに押せる仕組みである。

あんな貧弱そうなPepper(ペッパー)くんだが、万が一があるのだろうか。
見てみたい。すごく見てみたい。
もし襲いかかってきたら、素早く後ろを取らないと…出来るだろうか。
一人対一体ならば勝てる気もするが、数体で来たら…
などと妄想してしまう。

遠くない未来、AIロボットと普通に生活する時代が来そうです。
もしPepper(ペッパー)くんに襲われたら、とにかく後ろをとりましょう!