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世界初!人型ロボットに市民権を付与

ついにそんな時が!
そこはサウジアラビア王国。世界第二位の原油埋蔵量を誇る、中東の国家。
イスラム教最大の聖地メッカがある国。

今回市民権を得た人型ロボットの名前はソフィアという。
Hanson Roboticsという会社が作ったらしい。
女性である。
しかもハリウッド女優のAudrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)を模して作られている。
画像を検索してもらえれば出てくると思うが、オードリーとは似ていないような気がする。
でも美人である事は間違いない。

そんなソフィアが壇上に上がりスピーチしている。
瞬き、筋肉の動きが細やかで、表情豊かにスピーチするのである。
昔の人型ロボットを予想していたら、全く違うものなので驚くだろう。

首都リヤドで開催されたビジネス向けイベント
「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」で
ソフィアは市民権を付与された。

するとソフィアは
「サウジアラビアに感謝します。前代未聞の名誉をとても光栄に思います。
これはロボットとして世界で最初に市民と認められた歴史的な出来事ですね」
と答えたらしい。
その他、ロボットの反乱などを懸念する声に対しては
「イーロン・マスク氏やハリウッド映画に影響されすぎ」と説明したとの事。
イーロン・マスクを挑発?!

ユーモアも交えつつ、なんというまとまったこなれた回答でしょう。
そのスピーチ力分けて欲しいくらいです。

そんなビックリニュースを排出するサウジアラビア。
サウジアラビアには男性が女性を支配する「後見人制度」があり、
女性は結婚や就労といったさまざまな事柄に対して男性の許可が必要になる。
旅行も好きに行けないし、勉強しようと思ってもいちいち許可がいる。
なんとも辛い気持ちになる。
私がここで訴えても変わらないのだろうが、どうにか出来ないものかと思う。
きっと立ち上がった女性もいる事だろう。
でも、大きな力には叶わなかったのかもしれない。
人間の女性では難しい事もあるかもしれない。

でも、ソフィアなら出来るかもしれない。
思いもよらない方法で、解決出来るかもしれない。
映画の見すぎでロボットの反乱しかなかなか思いつかないけど
良い方に考えたら可能性があるのではないかと思う。

ソフィア、頼むで!